EDB Replication Server

Postgresベースのデジタルビジネスソリューションのデータ・レプリケーション

EDB Replication Server

EDB Replication Server(EPRS)は、シングルマスタモードまたはマルチマスタモードのPostgresデータベース間、またはシングルマスタモードのPostgres以外のデータベースからPostgresに複製する堅牢なデータレプリケーションプラットフォームを提供します。EPRSは、地理的なロード・バランシングを提供し、リアルタイム・マイグレーションを簡素化し、異機種間のデータ統合を可能にします。

Overview

Architecture

EDBレプリケーションサーバーのアーキテクチャ

Multi-Master Replication

マルチマスターレプリケーション

EDB Postgresレプリケーションサーバーは、すべての位置において、高速読み取り/書き込みアクセスを備え、地域分散Postgresデータの管理を有効にする、レプリケーション技術です。EDB Postgresレプリケーションサーバーは、PostgreSQL、およびEDB Advanced Serverに対応します。

論理的解析をベースにしてPostgreSQL 9.4に導入されたEDBレプリケーションサーバーは、先行書き込みログ(WAL)を使用して、レプリケーション用に関連する変更を探し出します。これは、パブリケーションデータベースに費用がかかったトリガーの使用に取って代わるもので、レイテンシーを大幅に低減します。

アプリケーションとアーキテクチャの設計が、データアップデートの衝突を回避するためであっても、すべての衝突が回避できるわけではありません。そのため、EDBレプリケーションサーバーは、データに関する矛盾を完全に避けるための、適切な衝突リソルーションも提供しているわけです。

レプリケーションを管理するため、EDBレプリケーションサーバーは、包括的なグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)を提供します。

Replication from SQL Server or Oracle to Postgres

SQLサーバーまたはOracleから、Postgresへのレプリケーション

EDB Postgresレプリケーションサーバーは、PostgresとOracleの間、またはPostgresとSQLサーバーの間で、シングルマスターレプリケーションを使えるようにします。コンフィグレーション(環境設定)は、PostgreSQL、およびEDB Postgres Advanced Serverに対応しています。

EDB Postgresレプリケーションサーバーは、リモート(遠隔)データベースからコピーする時、報告用の読み取りレプリカを追加し、場合によってはOracleアクティブデータガードのようなアドオン用のライセンス経費を削減できます。

リモート(遠隔)のデータソースとの間でコピーをする際、データフェデレーション(認証連携)の1つの機能として、特定のデータが、リモートデータベース内で、アクセスできるようになります。

レプリケーションを管理するため、EDBレプリケーションサーバーは、包括的なグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)を提供します。

Using the Replication Console

レプリケーションコンソールを使用

EDB Postgres Replication Serverは、シングルマスターとマルチマスター、両方のレプリケーションを管理するために、包括的なグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)を提供しています。ユーザーがこのコンソールを使うと、簡単に、パブリケーションとサブスクリプションを設定し、最初のスナップショットを作成し、レプリケーションを管理し、コンフリクト(競合状態)を解消できます。

EDB Replication Server Architecture Overview

EDBレプリケーションサーバーのアーキテクチャ(構造)の概要

EDBレプリケーションサーバーは、パブリケーションとサブスクリプションをベースにしています。マスターがパブリケーションを提供し、レプリカがパブリケーションを受け取ります。コンフィグレーションは、EDBレプリケーションサーバーのコントロールデータベースに保管されます。

EDB Postgres Advanced Server 9.4 以降、およびPostgreSQL 9.4以降からのレプリケーションは、ログベースのレプリケーションを使っていて、マスターの先行書き込みログ(WAL)から変更を抽出し、これらの変更をレプリカへ適用して、マスターの経費と待機時間を大幅に低減します。トリガーベースのレプリケーションも揃っています。

EDB Postgres Advanced ServerとPostgreSQLの前のバージョンのレプリケーション、そしてOracleとSQLサーバーからのレプリケーションは、トリガーベースです。

Why not to use Slony, BDR or pgLogical?

Slony、BDR、pgLogicalを使わない理由は?

Slonyは、長い間、トリガーベースのシングルマスターレプリケーションソリューションとして信頼されていて、クロスバージョンのレプリケーションも提供しています。EnterpriseDBは、Slonyに対応していますが、Slonyは高速ログベースのレプリケーションを提供しておらず、パフォーマンスと使用ケース互換性の観点から見て、EDB Postgresレプリケーションサーバーのユーザーにメリットのある機能、マルチマスターレプリケーションを備えていません。

双方向レプリケーション(BDR)はマルチマスターレプリケーション機能を備えた、PostgreSQLフォークです。EDB Postgresレプリケーションサーバー同様、PostgreSQLの論理的解析に基づいています。BDRには類似の機能がありますが、サブセットデータのレプリケーションは提供せず(行レベルのフィルタリングなし)、コンフリクト検出が初歩的です。シングルマスターレプリケーションを提供せず、OracleまたはSQLサーバーのいずれとも統合されません。

pgLogicalは、PostgreSQLの論理的解析をベースにしたシングルマスターレプリケーションを提供します。EDBレプリケーションサーバーに使われている方法と同じです。EDBレプリケーションサーバーは、pgLogicalと同様の機能を多く持っていますが、異なるデータベース環境におけるシングルマスターレプリケーションや、同一のグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)内部にあるマルチマスターレプリケーションも提供できます。pgLogicalはGUIを提供しませんので、EDB Postgres Replication Serverよりも、構成および管理に手間がかかります。

Resources