【製品解説】EDB Agent Governance 1.0.0
AIエージェントのDB操作を可観測化・監査 〜MCP経由のSQL実行をセッション単位で可視化し、エンタープライズのデータガバナンスを強力に推進:Postgres上で動作するAIエージェントの挙動を監視・監査する専用アプリが新登場!MCPサーバー経由のクエリログを自動追跡し、一連のDB操作をセッション単位で構造化。複数クラスターのアクセス履歴を統合監視し、AI活用の安全性を飛躍的に高めます。
1. 概要
EDB Agent Governanceは、Postgresデータベース上で動作するAIエージェントのオブザーバビリティ(可観測性)と監視・統制を提供するスタンドアロンのアプリケーションです。データベース管理者、セキュリティチーム、AI運用エンジニアが、AIエージェントとエンタープライズデータとの相互作用を監視、監査、および分析できるようにします。Airman Model Context Protocol (MCP) サーバーを通じて生成されたPostgresクエリログを取得し、論理的な「セッション」に構造化して提示します。
2. 主な目的
- AIの相互作用の監視と監査: 安全性、コンプライアンス、および正確性を確保するため、AIエージェントが実行した正確なクエリを追跡・分析します。
- ログ分析の一元化: 複数のアップストリームソースからデータベースログを収集し、複数環境の一括監視を実現します。
- 構造化されたセッションのレビュー: 生のバラバラなログ行ではなく、一連の相互作用(単一インタラクション内のSQL実行)を整理された「セッション」単位で確認できます。
3. 主なメリット
- 詳細なセッションの再構築: 実行時間、対象DB、Postgresロール、エラー重大度などのメタデータとともに全SQLステートメントを確認可能です。
- 複数データソースの監査: 複数のEDB Hybrid Manager環境やLokiインスタンスに同時接続し、単一UIで監査可能です。
- シンプルなフラット監査証跡: ステートメントを迅速にスキャンできるよう最適化された、フィルタリング可能な監査表を提供します。
- パフォーマンスの最適化: セッションデータの増分同期とキャッシュにより、高負荷クエリの再実行を防ぎページ表示を高速化します。
4. 動作の仕組み
本アプリケーションは以下の5段階を経て、AIエージェントのクエリ実行から画面表示までをシームレスに処理します。
- タグ付け(Airman MCP): Airman MCPサーバーがDBアクセスを仲介し、
application_nameに自動でタグを付与します。 - ロギング(Postgresクラスター): 実行ステートメントをJSON形式で記録(SQL、実行時間、エラー重大度、PID等)。
- ログ集約(Loki): EDB Hybrid ManagerまたはスタンドアロンのGrafana Lokiエンドポイントがログを取り込んで保存します。
- 処理とキャッシュ(バックエンド): ログを構造化ステップ/セッションに変換・キャッシュし、ウォーターマークを用いた増分同期を行います。
- 可視化(ブラウザ): Webアプリケーション上にクラスター、セッション、ステップごとの詳細をわかりやすく表示します。