【製品解説】Migration Portal 5.0.0
Oracle移行を更に加速 〜Oracle 21cに新対応し、既存環境へのオンライン移行もさらにスムーズに:OracleスキーマをEPASへ自動変換するウェブサービスが進化。最新版ではOracle 21cに対応し、ターゲット環境の既存スキーマを削除して再適用できるオンライン移行の強化や、巨大スキーマ処理の安定性向上、各種不具合修正で移行プロセスをさらに効率化します。
1. 概要
Migration Portalは、Oracleデータベースのスキーマを EDB Postgres Advanced Server(EPAS)プラットフォームへ移行するためのウェブベースのサービスです。Oracle固有のスキーマ定義を評価・分析し、EPASと互換性のあるデータ定義言語(DDL)ステートメントへと自動変換します。
2. 主なメリット
- スキーマ移行の簡素化: Oracle固有コードの評価やPostgres互換定義への変換プロセスを直感的に実行可能です。
- エラーの自動解決: 評価時に自動修正ハンドラーが適用され、一般的な互換性エラーを自動的に修正します。
- 充実したサポートツール: 未解決構文への代替案を提示する Quick Help や対話型 AI Copilot を搭載しています。
- 詳細な評価レポート: 互換性スコアや未解決オブジェクト、エラー詳細をPDF/JSON形式でダウンロード可能です。
- 柔軟なデプロイオプション: 手動適用のオフライン移行と、ポータルから直接デプロイするオンライン移行の両方に対応します。
3. 移行プロセス
データベース移行のワークフローは以下の4ステップで構成されています。
- スキーマ抽出(Extraction): 推奨ツール「EDB DDL Extractor」等でOracleからメタデータを抽出します。
- スキーマ評価(Assessment): アップロードされたDDLを検証し、自動修正および「SPL Check」によるコード解析を実行します。
- 手動修正(Resolution): 未解決の非互換エラーをAI Copilot等のアドバイスを参考にワークスペース上で直接修正・再評価します。
- スキーマ・データ移行(Migration): 変換後のDDLをオフラインまたはオンラインで適用後、「Migration Toolkit」でデータ本体を移行します。
4. バージョン5.0.0 新機能
【仕様変更および機能強化】
- EDB DDL Extractor 3.0.0 統合(仕様変更): 制約やインデックスを独立した定義文として抽出するよう変更。最新スクリプトでの再抽出が必要となります。
- Oracle 21c ソースのサポート: Oracle 21cから抽出されたDDLファイルのアップロードおよび移行元選択に新対応。
- 既存ターゲットへのオンライン移行強化: 既存スキーマが存在するターゲットに対して、事前削除(ドロップ)してからの新規オンライン適用が可能に。
- 依存関係グラフ切り捨てによる安定化: 5,000ノードを超える巨大スキーマ処理時に自動切り捨てを行うことで応答性を維持。
【主なバグ修正】
ALTER TYPE ADD/MODIFYステートメント無視による型定義の不具合を修正。- 評価レポート内リンク切れおよびお問い合わせフォームの利用規約表示不具合を修正。