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【製品解説】Postgres Analytics Accelerator(PGAA)1.9.0

May 26, 2026

超並列MPP対応でさらなる次元へ 〜データ取得速度が最大4倍向上し、大規模データレイク分析がさらに加速:Postgresを高速分析エンジンに変貌させるPGAAが進化。新版では「WarehousePG」に対応し、超並列での分散分析クエリが可能になりました。データ取得の4倍高速化やメモリ制御の高度化を施し、ペタバイト級のデータ活用をより強靭に支えます。

1. PGAAとは?

Postgres Analytics Accelerator (PGAA) は、標準のPostgresを強力な分析エンジンに変換する高性能な拡張機能です。コンピュートとストレージを分離したモデルを採用し、データベース内にデータを移動させることなく、オブジェクトストレージ(S3, GCS, Azure Blob等)上のペタバイト級データ(Apache Iceberg, Delta Lake, Parquet)に対する直接・高速なクエリを可能にします。

2. PGAAの仕組み

クエリプランナへのフック(Table Access Method)と独自のデュアル実行エンジンにより、分析処理を最適化します。

  • デュアル実行エンジン: シングルノードCPU最適な「Seafowl(DataFusionベース)」と、分散処理・GPU対応の「Apache Spark Connect」を切り替え可能。
  • 外部カタログ&データ階層化連携: Iceberg RESTカタログ連携や、EDB Postgres Distributed(PGD)とのホット/コールドデータ自動階層化をサポート。
  • スマートクエリルーター: ストレージ層でフィルタ・集計処理を完結させる「DirectScan」と、ローカル結合対応の「CompatScan」を自動選択。
  • 多層キャッシング: オブジェクトストア、メタデータ、統計情報のキャッシュにより、不要なデータ読み込みとネットワーク遅延を極小化。

3. 主なメリット

  • 高速な分析パフォーマンス: 行単位処理からベクター化バッチ処理やGPU超並列実行への切り替えにより、複雑なクエリを飛躍的に高速化。
  • ゼロETLアーキテクチャ: システム間の複雑で高コストなETLパイプラインを排除し、標準SQLでデータレイクへ直接クエリを実行。
  • 大幅なコスト削減と無限の拡張性: 履歴データを安価なオブジェクトストレージに保持し、SSDコストの削減と無制限のストレージ拡張を実現。
  • ベンダーロックインの排除: Iceberg/Delta/Parquetなどのオープンフォーマット採用により、他エンジンとのデータ共有性を維持。

4. バージョン1.9.0 新機能

【新機能および機能強化】

  • WarehousePG(超並列MPP)のサポート: 超並列処理データベース WarehousePG に対応し、複数ホストにまたがるMPPスケールでの分散分析クエリを実現。
  • データ取得速度が最大4倍向上: 行フェッチング(データ取得)パイプラインの改善により、分析処理パフォーマンスを向上。
  • DataFusionコア v53 へのアップグレード: 組み込みSeafowlエンジンの基盤を更新し、処理性能と安定性を強化。
  • 高度なメモリ制御パラメータ導入: pgaa.autostart_seafowl_memory_pool_type により、最高速優先(greedy)か安定性優先(fair_spill)かを設定可能。
  • 新バージョン判定関数とVACUUM動作改善: pgaa.engine_version() 関数への刷新と、VACUUM実行時のスキップ(NOTICE表示)によるエラー回避に対応。

5. 日本語マニュアル

Postgres Analytics Accelerator(PGAA)1.9.0 日本語マニュアル

機能の詳細な設定方法やパラメータ仕様、導入手順については日本語マニュアルをご覧ください。

日本語マニュアルを見る >>


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