【製品情報】EDB Postgres Distributed(PGD)6.2.0
最高峰の可用性(99.999%)とマルチマスターレプリケーションを実現する分散Postgresソリューション:EDB Postgres Distributed (PGD) は、BDR(Bi-Directional Replication)技術をベースに、地理分散やアクティブ/アクティブ構成を可能にする高可用性・災害復旧プラットフォームです。最新の 6.2 では PostgreSQL 18 サポートに加え、Connection Manager での LDAP 認証導入、無停止ルーティング制御、ワンコマンドでの TDE(透過的データ暗号化)ノード化、CLI(pgd)操作の拡張など、エンタープライズでの機能性と操作性が一層強化されました。
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【Postgres Distributed (PGD) 6.2】最高峰の可用性とマルチマスター管理
概要
1. アーキテクチャ (Architectures)
- 標準アーキテクチャ(単一ロケーション): 単一リージョン内の3データノードで構成され、1つの書き込みリーダーがトランザクションを処理し、他はフェイルオーバー先兼読み取り用として機能。
- Near/Far(近距離/遠距離)アーキテクチャ: 災害復旧(DR)目的で配置。プライマリ(Near)2ノード+遠隔地セカンダリ(Far)1ノード(平時はフェンス分離)で安全なリカバリを実現。
- Always-Onアーキテクチャ (Expanded): 複数ロケーションにまたがるノードグループ構成。99.999% の高可用性を目指し、アクティブ/アクティブや高速フェイルオーバーを達成。
- 地理分散/マルチロケーション: 複数リージョン間でのマルチマスター書き込み、同期/非同期レプリケーションを制御。
2. 機能と採用技術 (Features and Technologies)
- Connection Manager: 接続のリッスン、書き込みリーダーや読み取りプールへの適切なルーティングを行うバックグラウンドワーカー。TLSやLDAPに対応。
- Raftコンセンサス: リーダー選出やトポロジ変更、合意形成を統合制御するアルゴリズム。
- コミットスコープ (Commit Scopes): 同期コミット、グループコミット、二重コミット防止(CAMO)、遅延制御(Lag Control)など整合性ルールを選択可能。
- 競合管理 (Conflict Management): タイムスタンプ/列レベル競合検知(CLCD)、CRDT、Eager Replication等で同時書き込みの衝突を回避・解消。
- 分散制御機能: 分散DDLロック(グローバルロック)、グローバルシーケンス(SnowflakeID等)、AutoPartitioningによるテーブル自動分割。
3. 利点とユースケース (Benefits and Use Cases)
- 高可用性と回復力: ゼロダウンタイムでのメジャー/マイナーバージョンアップグレードやローリングアップデートが可能。データセンター全体の障害にも耐えられる設計。
- マルチマスター&読み取りスケーラビリティ: ローカルリージョン書き込みによるレイテンシ削減と、サロゲートノード追加による読込オフロード。
- データ主権・運用の柔軟性: 地理条件に基づく特定のデータローカライズと、競合管理を簡素化した PGD Essential の提供。
4. PGD 6.2 の新機能
- Postgres 18 サポート: PostgreSQL 18、EDB Postgres Extended 18、EPAS 18 を全面サポート。
- Connection Manager の強化: LDAP 認証対応、ルーティング更新・リーダー切り替え時の既存接続維持、暗号化サーバー証明書への対応。
- TDE(透過的データ暗号化)の簡便化: CLI(`pgd node setup` / `pgd node upgrade`)により単一コマンドでノードの TDE 有効化・移行が可能。
- CLI および監視の機能強化: `pgd node part`(ノード離脱)のバックグラウンド実行や名前再利用対応、`bdr.writers` や `bdr.stat_receiver_transactions` への監視カラム追加。