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【製品解説】Trusted Postgres Architect(TPA)23.44.0

July 07, 2026

Postgres自動構築の標準 〜EFMユーザーの最小権限化と、コンポーネントごとの柔軟なアップグレードに対応:AnsibleでEDB推奨クラスターを即座にデプロイできるTPAが進化!最新版では、EFMユーザーの特権を廃止しセキュリティを強化。PGD-Xコンポーネントの個別アップグレードやAAP 2.6への対応など、本番運用の安全性とライフサイクル管理をさらに引き上げます。

1. TPAとは?

TPA(Trusted Postgres Architect)は、EnterpriseDB(EDB)が開発したオーケストレーションツールであり、Ansible を使用して EDB 推奨のベストプラクティスに沿った Postgres クラスターのデプロイおよび管理を行います。主に config.yml ファイルを介した宣言的な構成管理メカニズムを採用しており、クラスターのアーキテクチャ、トポロジ、詳細設定を定義できます。

2. 主なメリット

【デプロイの仕組み】
構成設定(tpaexec configure)、プロビジョニング(tpaexec provision)、デプロイ(tpaexec deploy)、テスト(tpaexec test)の4段階で高可用性構成を自動構築します。

【主なメリット】

  • べき等性(Idempotency): 同一操作を何度実行しても同じ結果になり、稼働中クラスターへ影響を与えません。
  • 一貫したベストプラクティス: EDBが蓄積した知見(カーネル調整、セキュリティ、フェイルオーバー)を自動適用します。
  • ライフサイクル管理の容易化: 設定変更やスイッチオーバー、ダウンタイムなしのマイナーアップグレードを簡素化します。
  • 拡張性: 独自のAnsibleフックやプレイブックを追加し、既存インフラや特殊要件へ柔軟に対応可能です。

3. バージョン23.44.0の新機能

【ハイライトおよびセキュリティ強化】

  • PGD-Xコンポーネントの個別アップグレード: クラスター全体を止めず、PgBouncer、Barman、PEMサーバー等の個別アップグレードが可能に。
  • EFMユーザーの最小権限化: EFMユーザーへの SUPERUSER 権限付与を廃止(efm_user_is_superuser=false がデフォルト)し、最小権限ロールへ移行。
  • Ansible Automation Platform (AAP) 2.6 サポート: AAP 2.6 との互換性を正式にテスト・確認。

【機能拡張および不具合修正】

  • カスタム Hugepage サイズ(1GBページ等)のネイティブ設定サポート。
  • PGD 5から6へのアップグレード時におけるプロキシ監視のサポート拡張。
  • repmgr サービスへの環境変数(repmgr_service_environment)定義を追加。
  • excluded_tasks による不要なサービス再起動防止を全ロールで一貫適用。
  • デフォルト AWS AMI の更新、PGD-Xでのウィットネスノード自動追加の修正。

4. 日本語マニュアル

Trusted Postgres Architect(TPA)23.44.0 日本語マニュアル

機能の詳細な設定方法やパラメータ仕様、導入手順については日本語マニュアルをご覧ください。

日本語マニュアルを見る >> 


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